宇部興産の技術を住宅へ 1961年、宇部興産では、長年培ってきたセメントやコンクリートの技術をベースとするセメント二次製品の開発過程で住宅というアイデアに着目し、時代のニーズに応えようと考えたのです。さっそく研究・開発に着手し、2年後の63年5月、最初に商品化された公営住宅用コンクリートパネルの販売が開始されました。 64年秋には、このパネルを利用した一戸建コンクリート住宅の開発に着手するため実験住宅を建設。以来、居住性・製作工法・耐久性・各種デザインなど、一戸建住宅の商品に関する研究、実験を重ね、71年1月、山口・広島などの中国地方を中心に「ウベハウス」の商品名で販売を開始したのです。
21世紀へ向けて事業拡大 住宅販売の開始当初は代理店販売方式をとり、宇部興産のセメント販売部が営業を管理していました。やがて、ウベハウスは従来のコンクリート住宅のイメージを一変させるという高い評価が定着するのに伴い、73年10月には宇部本社に住宅販売部が発足しました。 77年1月には、最大市場である首都圏進出を図り、住宅販売部を東京本社に移設。 同時に宇部本社をはじめ札幌・大阪・広島・福岡にも住宅販売課を設け、全国市場展開への基盤を着々と整えてきました。この間の販売実績を踏まえ、各種の認可手続きも進み、73年住宅金融公庫承認住宅認可、76年には工業化住宅性能認定を取得するなど、ウベハウスは宇部興産の技術力を背景に、着実に市場での評価を高めてきました。 73年10月のオイルショック以後、人々のライフスタイルが量から質に移行し、住宅にもより質の高いものが求められるようになりました。ウベハウスはこうしたニーズの変化に対応し、地域に密着したきめ細かい営業活動の強化を目指し、全国に6つの直販会社を設立し、従来の販売ネットワークに、さらに新規の販売網を整備しました。
CSを第一に地域密着の営業を目指して 89年9月、ウベハウス(株)が設立され、さらなるネットワークの拡充を目指して販売会社を統合。一方、66年7月設立の中海宇部コンクリート工業(株)を73年10月にウベハウス中海工業(株)に社名変更。地域に密着したきめ細かな販売及びサービス網を定着させ、すぐれた「ウベハウス」の商品と、長年培ってきた技術と販売のノウハウを背景にお客様の信頼を得て、実績を積み上げてまいりました。 1999年4月、「ウベハウス」のサービス活動の強化を図り、21世紀に大きく飛躍すべくウベハウス(株)の経営をウベハウス中海工業(株)と一体化、2002年9月、ウベハウス(株)に社名変更。こうして「ウベハウス」は各地域に密着し、顧客の満足(CS)を第一に、営業・サービス活動を展開する一方、毎年のように新商品を開発し、ラインナップの充実に努めています。 |